おんがくの話 その1
- 2Viole
- 2月17日
- 読了時間: 2分
2Violeのめぐです。
昨日は二人ともアフォガード管弦楽団さんに賛助出演させていただきました。

曲目はフィンランディア、フィンガルの洞窟、ラフマニノフの交響曲第2番でした。

私はだいぶ久々2回目のラフ2だったのですが、思い出したのが、
そういえば前回、スコアを求めたとき、指揮者用の大きなスコアしか売ってなくてそれを買ったということ。
探したらやっぱりありました。Dover版。

とっておくもんだなあ・・・
古いからどうかなと思っていたら、1999年に新版が出て、それっきりなので今回も指揮者使用がこれだったとか。
大きくて邪魔だなあと思ってたけど、見やすいし役に立ちました。
ちなみに値札が税抜き3,600円でしたが、今はAmazonで税込み9,000円近くしてました。
値上がりコワイ。
ラフ2は、弦楽器奏者にとってまずちょっと問題になるのが、第2楽章にコル・レーニョという特殊奏法が出てくるところ。
弓の木の部分で弦を叩くという意味で、これが出てくると「いやだなあ~」ってなります。
大事な弓を傷つけたくないですからね。
なので、普段使っているメインの弓を使えない、いい音で演奏できないのでちょっと残念なのです。
(叩いてるふりして周りの奏者に任せるって手もありますけどね・・・)
私は普段使っているメインとサブの弓のほかに3本、ヴィオラの弓を所有しています。
木の安い弓はコル・レーニョ用にと取っておいたのですが、いざ使用してみたらとんでもない雑音が。
いつもの弓たちが良すぎて、差に耐えられず使用を断念しました。
そこで登場したのが、ずっと以前購入してほったらかしていたカーボン弓です。

ちょっと重たいので、飛ばし等はやりづらいのですが、意外と音が良かったのでびっくりです。
楽器屋さんに、「良くない木の弓を買うくらいならカーボン弓を買いなさい」と言われて買ったもの。たしか18,000円くらいだったと記憶しています。
いい松脂塗ったら音も悪くないし、いくらコル・レーニョをやってもいいし、快適にラフ2を弾けたのでありがたかったです。
眠っていたこの子にも活躍の場があって何より。
というわけで、オケの本番が終わったので、ライブ準備に全力投球しますよ。
私たちは「全力投弓」かな。
ぜひ聴きにいらしてくださいね。


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